2010年2月

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境界とはあこがれ

投稿:外山與子

ムーミン展.JPG

             ムーミン展に行ってきました。

             繊細な細かい線だけど
             しっかり、ずっしりとメッセージを伝えている
             そんな原画を観ながら
             作者のトーベ・マリカ・ヤンソンさんに興味を持ちました。

             そしてあるメッセージに釘付けになりました。

             『わたしは境界が好きです。

             夏と秋の境界である八月は
             わたしの知るかぎり最高の月です。

             夕暮れは昼と夜の境界ですし
             浜辺は海と陸の境界です。

             境界とはあこがれです。

             ふたりのひとが愛し合いながらも
             なにひとつことばを交わさないときのように。

             境界とは途上にあるということです。
             重要なのはそこへいたる道のりなのです。』

                       「ムーミンを読む」 宮原真弓著
                              あるインタビューで

 

             境界という表現にぐっときました。
             境界だからと構えなくていいし緊張する必要もなく
             境界で起こる様々な出来事を楽しんでいるように思えました。             

             目標に向かっていくことをあこがれを持って楽しめばいい
             そんな気持ちになりました。             

             

紡ぐ手

投稿:月野カオル

 

紡ぐ手.JPG

 

春の短い宮崎

桜の花びらが舞い散る中、娘と息子の入学式がありました。

二人そろっての入学式は、もう無いと言う事で

東北に住む母を宮崎へ誘いました。

 

空港に降り立った母は、いつもと同じとても綺麗な色の服を

身にまとっていました。

でも、一年ごとに小さくなってきた気がしました。

 

75歳になる母は、幼少年時代母子家庭に育ちとても苦労をした女性です。

孫の成長を喜んでくれた母は、自分の学生時代を思い出しながら、

話をしてくれました。

 お金がなかったので、入学式の洋服は自分で作ったこと、

 修学旅行は一人だけ行けなかったこと

 それから、働いたお金で弟の大学費用を出してあげたこと。

 

だから、自分の為に生きる事ができなかった母が、

綺麗な色を着ておしゃれを楽しんでいる姿が

私にはとても心地よいのです。

 

入学式から帰るなり、子ども達の体操服のゼッケン付けを始めた母。

7年前から患っているリュウマチのせいで、母の指はすべて曲がってしまいました。

母が針を動かすたびに、曲がった指も動いています。

「そんなに無理しなくてもいいよ」と言っても

  「私はしてあげるのが好きだから...」と呟きます。

 

出来上がりを見た子ども達が「ばーありがとう!」

     「いいよ」と母。

 

そんなやり取りを見ながら、

     母はいつも人と人を"紡ぐ人"なのかもしれない...と思いました。

 

新緑の季節が近づいてきました。母の日には、きれいな萌黄色のスカーフでも贈ろうかと思っています。

         

私のまわりの「素敵な女性」

投稿者:月野カオル

『アラウンド40』流行りの言葉。
そんな私も、ドンぴしゃりの40歳のお嬢さん!
次のステップへ向けてお悩みの年頃です。(~o~)

40代をどう生きるか...それが大事なんだよね~と
思いながらも、現実と理想の狭間でユラユラしてます。

そんな中、私の友人Nさんは元中学校の先生。
今の時代とっても安定している公務員。辞めなければ
ずーっと公務員なのに、20年勤めた家庭科の先生を
アッサリ辞め、美容の世界へ転身しました。

話を聞いた私は,「は~!!」と大きな驚きとため息。
「どうして?」との私の問いに一言
「自分の人生だから...」彼女のひたむきでとても強い眼差しが
私に向けられました。

彼女の「したいことだから、する」というとてもシンプルな生き方は
意外と難しい事だったりする。でも人生しちゃったもん勝ちなのかもしれない。

月日の流れは早いもので、もう5年の月日が経とうとしています。
彼女は現在、素敵な45歳の美容アドバイザーとして活躍しています。