境界とはあこがれ
投稿:外山與子
ムーミン展に行ってきました。
繊細な細かい線だけど
しっかり、ずっしりとメッセージを伝えている
そんな原画を観ながら
作者のトーベ・マリカ・ヤンソンさんに興味を持ちました。
そしてあるメッセージに釘付けになりました。
『わたしは境界が好きです。
夏と秋の境界である八月は
わたしの知るかぎり最高の月です。
夕暮れは昼と夜の境界ですし
浜辺は海と陸の境界です。
境界とはあこがれです。
ふたりのひとが愛し合いながらも
なにひとつことばを交わさないときのように。
境界とは途上にあるということです。
重要なのはそこへいたる道のりなのです。』
「ムーミンを読む」 宮原真弓著
あるインタビューで
境界という表現にぐっときました。
境界だからと構えなくていいし緊張する必要もなく
境界で起こる様々な出来事を楽しんでいるように思えました。
目標に向かっていくことをあこがれを持って楽しめばいい
そんな気持ちになりました。
紡ぐ手
投稿:月野カオル
桜の花びらが舞い散る中、娘と息子の入学式がありました。
二人そろっての入学式は、もう無いと言う事で
東北に住む母を宮崎へ誘いました。
空港に降り立った母は、いつもと同じとても綺麗な色の服を
身にまとっていました。
でも、一年ごとに小さくなってきた気がしました。
75歳になる母は、幼少年時代母子家庭に育ちとても苦労をした女性です。
孫の成長を喜んでくれた母は、自分の学生時代を思い出しながら、
話をしてくれました。
お金がなかったので、入学式の洋服は自分で作ったこと、
修学旅行は一人だけ行けなかったこと
それから、働いたお金で弟の大学費用を出してあげたこと。
だから、自分の為に生きる事ができなかった母が、
綺麗な色を着ておしゃれを楽しんでいる姿が
私にはとても心地よいのです。
入学式から帰るなり、子ども達の体操服のゼッケン付けを始めた母。
7年前から患っているリュウマチのせいで、母の指はすべて曲がってしまいました。
母が針を動かすたびに、曲がった指も動いています。
「そんなに無理しなくてもいいよ」と言っても
「私はしてあげるのが好きだから...」と呟きます。
出来上がりを見た子ども達が「ばーありがとう!」
「いいよ」と母。
そんなやり取りを見ながら、
母はいつも人と人を"紡ぐ人"なのかもしれない...と思いました。
新緑の季節が近づいてきました。母の日には、きれいな萌黄色のスカーフでも贈ろうかと思っています。
私のまわりの「素敵な女性」
投稿者:月野カオル
『アラウンド40』流行りの言葉。
そんな私も、ドンぴしゃりの40歳のお嬢さん!
次のステップへ向けてお悩みの年頃です。(~o~)
40代をどう生きるか...それが大事なんだよね~と
思いながらも、現実と理想の狭間でユラユラしてます。
そんな中、私の友人Nさんは元中学校の先生。
今の時代とっても安定している公務員。辞めなければ
ずーっと公務員なのに、20年勤めた家庭科の先生を
アッサリ辞め、美容の世界へ転身しました。
話を聞いた私は,「は~!!」と大きな驚きとため息。
「どうして?」との私の問いに一言
「自分の人生だから...」彼女のひたむきでとても強い眼差しが
私に向けられました。
彼女の「したいことだから、する」というとてもシンプルな生き方は
意外と難しい事だったりする。でも人生しちゃったもん勝ちなのかもしれない。
月日の流れは早いもので、もう5年の月日が経とうとしています。
彼女は現在、素敵な45歳の美容アドバイザーとして活躍しています。
