メッセンジャー杉浦くん
by 外山與子
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杉浦くんが第2のふるさと、宮崎に里帰りしました。
可愛らしい奥様とお嬢ちゃんを連れて。
彼が余命宣告され、身寄り誰一人ない宮崎で
自分なりの生き方を求め、あがき苦しんでいる時に出会いました。
あがき苦しむ・・・、本当にそう見えたのです。
自分の力で生きていく手段を
必死に、がむしゃらに追い求めているようでした。
放っておくことも出来ず、いつもハラハラして見ていました。
その彼が6年後、なんと家族を持ち、
トークとライブで全国を飛び回り、
「命はやわじゃない!」ということを伝えています。
そして、あの苦しみの中から生まれた“メッセンジャー”という情報誌は
30号を超え、全国に広まっているのです。
1年半ぶりに彼のトーク&ライブを聞きながら
彼はやわじゃないなぁ・・・としみじみと思いました。
そして、大丈夫かなぁという頼り気ない雰囲気は相変わらずですが
何か腹が据わったというか、余裕がでてきたというか・・・。
奥様の亜紗比さんは
芽(いぶき)ちゃんを5日間かけて自然分娩で出産しました。
杉浦くんはその5日間、県外の講演にも出かけながら
ずっと奥様に付き添っていたのです。
一緒に呼吸しながら、いきみながら
父親としての覚悟を芽ちゃんにもらったのかもしれませんね。
彼の歌う「大丈夫だよ」という曲を聞きながらそんな事を考えていました。
そして「大丈夫だよ。と歌いながら、あなたが一番大丈夫じゃないんだけど」
と亜紗比さんに怒られるそうです。
いやぁ~。やはり奥さんの存在は偉大です!
父親としての覚悟の前に、夫としての覚悟も日々培われているようですね。
